第5回 大神島
宮古島諸島の中で唯一船でしか渡れない神が宿る島、大神名(おおがみ)島。
宮古島北部のパントゥーンの奇祭で知られる島尻集落の港から船で15分の場所にある。
人口30人足らずの小さな島には、スーパーや病院もなく、車も走っていない。
そんな長閑な島をのんびりと歩いてみた。


島に到着すると、看板犬のユリが出迎えてくれる。
とても人懐っこくて、いつもこうして港の風景を眺めているようだ。
ぽつんとゴルフカートが1台、これが島人(しまんちゅ)の重要な足がわりなのかなぁ??


まずは島唯一の集落を抜け、ハイビスカスの森を超え、展望台へと向うことにした。


長い階段を登りきると、島の最高地点の展望地「遠見台」に到着。
遠くに宮古島や池間島を望むエメラルドブルーの海は美しかった。

遠見台からいったん港に戻って、島の海岸線を散策。
干潟には、色とりどりのカニが日向ぼっこを楽しんでいた。
近寄ると直ぐに砂に潜るので、2,3分じっと待たないとお目にかかれない。


海岸路は10分足らずでを行き止まりに。
当初は島の周回路を作る予定だったけど、事故が多発して断念したらしい。
この辺りは奇岩が多く波に侵食された人面岩と最後にご対面。

